豊田北高等学校 同窓会 会長

松山　純大（北高1回生）

愉しむひとときと絆

紅葉の美しい季節を迎え、同窓生の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。平素より同窓会活動にご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
14回生の皆さんの卒業30周年記念事業に、多くの同窓生が集われたことを心からうれしく思います。まずは、主催回生として一年以上にわたり準備を進めてこられた14回生の皆さんに、厚く御礼を申し上げます。
同窓会の大きな活動のひとつである「卒業30周年記念事業」は、ただ懐かしむためだけの会ではありません。世代を超えて繋がり合い、母校への思いを新たにし、自分の歩みを振り返る──そんな人生の節目としての大切な意味があります。
そして今年のテーマは「愉（たのしむ）」。
心の底から味わう「たのしさ」、人と分かち合う「よろこび」という思いが込められています。旧友と再会し、共に語り、笑い合うことこそが、そのテーマにふさわしいひとときになると確信しています。
豊田北高校は、私たちすべての卒業生にとっての「ホーム」です。この母校があったからこそ、今の私たちがあり、そしてこの記念事業も2011年から続けてこられました。他校からは「同窓会活動がなかなか続かない」といった声も耳にしますが、北高では多くの方々のご尽力により、その意義を改めて実感できる取り組みとなっております。卒業生同士の絆を深めるだけでなく、在校生への励ましや支援にもつながっていることを心強く感じております。
今後も同窓会は、北高の発展と同窓生の交流の輪を広げるために活動を続けてまいります。引き続き皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。
結びに、同窓生の皆様のご健康とご多幸をお祈りし、また母校豊田北高校と同窓会の末永い繁栄を願いまして、挨拶といたします。
ありがとうございました。
【第１４回卒業３０周年記念事業記念誌（抜粋）】